プロ着付けスクール
「入ったその日から、着付け師」
実践を多く取り入れ、最短でプロになるためのスクールです
スクール生のほとんどが、着付け師として活躍しています
はるプロ着付けスクールは、いつか着付け師になれたらいいなではなく、最短でプロになるのは当然!
という前提で、「入ったその日から、着付け師」として関わらせていただいております。
趣味の習い事感覚の方、お客様感覚の方はお受けしておりません。
(本業でも副業でも)本気で着付け師になりたい方に向いており、卒業後、実際に着付けを仕事にしている方の割合は一般的な着付け教室と比べかなり高いです。(ほぼ100%)
着付けを仕事にするということを憧れで終わらせず、ご自分の望むペースで仕事をしていける着付け師さんが増えたら嬉しいです。それが当スクールで学ぶ方のゴールです。
技術について
対面レッスンの受講
まずは対面レッスンで着付けのやり方を覚えます。
着付け未経験やブランクのある方は、着付けの手順を覚えるまでは月に2回以上をおすすめしますが、回数は自由に選んでいただけます。やり方を覚えたら、ほとんどの方は月に1回受講されています。
既に技術がある方は対面レッスンを受けなくても構いません。
着付けのやり方を覚えたら、スピードを意識して着付けをします。
綺麗な着付けであっても仕上がりが遅ければ、現場に呼ばれる回数は減っていくと経験上感じます。
現場で何かトラブルがあっても、着付けが速ければ挽回できる場合がたくさんあります。
綺麗で遅い着付けで慣れてしまうと、そこから時間を縮めるのに苦労する方が多いです。
なるべく早い時期から速く着付けられることに慣れておくと、速くて綺麗な着付けができるようになります。
無駄な手が減るので、結果的に丁寧な着付けになります。
月1オンライン勉強会では、時短着付けの練習もしていますので、活用してください。
分からないことがあればいつでもグループメッセージで質問してください。
仕事としての着付けができるようになってからが本当のスタートなので、まずはたくさんボディや人に着せて、手順を身体に覚えさせてください。頭で考えず、手が勝手に動くくらいまでやります。
最初はちょっと大変ですが、スクール生向けの着付け動画を見ながら自宅で練習したり、仲間同士で相モデルで練習したりして、苦にならないように工夫しましょう。
はる着付けチーム(成人式の着付けチーム)に入ると、チームの練習会に参加できますので色々な人と着付けあったりして楽しく上達できます。
練習画像をグループラインに画像を送っていただくと、添削をします。
自分専用のアルバムを作っていただきますので、上達の様子がよく分かると思います。
スクールとはまた別ですが、はる着付けサロンでは着付け師勉強会という、着付け師の為の勉強会を
月に1回、主催しています。毎回様々なテーマで、着付けレベルや経験関係なく、スクール生でなくても参加できます。
知識について
「着付け師への道」という10回の講座を必ず受けていただいています。
着付けは接客業、サービス業ですから、着付け技術があるのは当然のこととして、それ以外の知識や気配りが必要となります。
講座では、着付けの仕事をするにあたって知っておいた方が良いことや準備するもの、出張着付けや撮影会の仕方、法律や相談機関について、着付けの予約~当日までの流れなどをお伝えしています。
TPOやお立場(主役なのか、お呼ばれなのか)等、お客様のその後のご予定を踏まえ、着付けのご提案ができるようにしましょう。自己満足ではなく、主役はお客様ということを忘れずにしたいですね。
最近では副業として着付けの仕事をしたい方の問い合わせがとても増えています。
着付けの仕事といっても色々ありますが、特にプロの着付け師が多く必要とされる冠婚葬祭の仕事の場合、土日祝の午前中に業務が集中することが多いので、子育て中で長時間働けない方にも向いていると思います。着付けは年齢が高いことがハンディになりづらく、長く続けやすい仕事です。そのあたりも講座でお伝えしています。
実践について
着付け師という仕事をしていくためには、日本一の着付け技術の修得を目指す必要はありません。
何十年も着付け教室に通っていたり、たくさんの先生から学んでいるのに、お仕事に入ることができないという方からのご相談をたくさん受けてきました。
いつまで勉強を続ければ完璧になり、自信が持てるようになるのでしょう。
自信がないのは技術が足りないからではなく、実践経験が不足しているからです。
実践に勝る練習はなし!」ですね。
いつまでも勉強を続けるだけでなく、ある程度できるようになったら早く現場に出ましょう!
スクール生ははる着付けサロンの着付け現場にアシスタントとして参加できます。
技術を見るのも大切ですが、何よりも技術者がどのようにして現場でコミュニケーションを取っているか、時間配分や動きなどはどのようにしているかなど、空気を感じ取ってほしいと思います。
また、レベルに応じてきものっ子というボランティア活動で着付けにも挑戦したり、自分で練習会やイベントを開催していただきます。
早く実践に入ることができるように、自主練習を頑張っていただきたいと思いますが、スクールでは強制や管理は一切しません。全て自分次第なので、1年未満で着付け師デビューできる方もいれば、本業との兼ね合いなどでゆっくりデビューする方もいらっしゃいます。 実践に入ってからの方がスクールが楽しく感じると思いますので、できれば初めの1年は着付けに全力投球し、さっさと現場デビューすることをおすすめします。
よくある質問
【レッスン日】
講師と受講者のスケジュールが合う日に開講します。
レッスン予定日に着付けの予約が入った場合は、欠席していただいてかまいません。キャンセル料などはかかりませんので、現場を優先してください。
反対に、講師の着付け現場の都合で日時変更の相談をさせていただく場合もあります。
【卒業】
スタート時のレベルが異なるので、何か月で卒業というのは人によります。
着付け師デビューをし、いろいろな現場に出るようになってからの方が、聞きたいことが増えたという声が多いので、卒業(退会)のタイミングは受講者ご本人におまかせしています。
【講師】
講師の小西は様々な現場経験があります。
具体的には、老舗ホテル内美容室(修業時代)や夜の銀座のママさんの着付けをするサロン3店舗(うち1店舗では店長)、雑誌やテレビ・CM撮影の現場、叙勲や園遊会、結婚式の新郎新婦、お寺や斎場での喪服、着物イベントやショーなどの着付け、大手レンタル店やキャバクラとの提携、
また、個人、法人問わずお客様からの直接のご依頼をいただいています。(おかげさまでご紹介やリピーター様も多いです)
【資格】
着付けの資格に関してのお問い合わせを多くいただきます。国家検定の「着付技能検定」や民間の着付け資格はたくさんありますが、着付けは資格や免許がないとできない仕事ではありません(2024年6現在)。当スクールでは「着付けを仕事にする」ことを最重視しているので、資格対策レッスンは行っていません。資格の取得を目指される方は、ほかに資格取得対策を専門とされている先生もいらっしゃるので、専門家に教わることをおススメいたします。
【注意点】
当スクールは、「講師と生徒」「販売者と購入者」というよりも、「仕事仲間」「同志」のような関係になります。お客様感覚の方、完全受け身姿勢の方、協調性がない方、接客業とは思えないような感じの悪い方、指摘やアドバイスに対して素直に聞き入れることができない方は、受講をお断りします。注意をさせていただく場合もありますし、改善されない場合は受講途中でも辞めていただきます。
特別厳しくしたいわけではなく、せっかくのご縁なので全力で関わらせていただきたいと思っています。
そのため、お互いのためにミスマッチを防ぎたいという気持ちがあります。
【料金】
●入会金 10,000円
●年会費 10,000円
●講座(着付け師への道)代 100,000円(全10回)
●試験代 30,000円(9回分)
最初に必要な金額
入会金10,000円+年会費10,000円+講座代100,000円+試験代20,000円=140,000円
〈年会費に含まれるもの〉
①月1オンライン勉強会(約60分)
毎月第一火曜日の20時から約30分、グループで毎回異なるテーマで勉強会をしています。そのあとはボディに早着せ練習をします。
②実践体験
着付けボランティアきものっ子や着物体験付き交流会にスタッフとして参加します。
③自主的な活動の準備の相談
着物撮影会、着物作品撮り、着付けイベント、着付け練習会などを主催される際、サポートします。
④ライン添削
自主練習した画像をグループラインに送っていただきますと、3日以内に添削します。
⑤レッスン画像&動画
レッスン受講時に撮影した画像や動画をグループラインでシェアしていただきます。
【着付けレッスン】こちらは必要な方のみお受けください
1回10,000円~0円 (1回90分)
時間・・・1回90分
開講日・・・2か月前に受講者と講師でスケジュールを合わせる
持ち物・・・補正用コットン、お昼をはさむ場合は昼食
人数・・・マンツーマン(相モデルで交代か、ボディ使用)
練習用にご準備いただくもの・・・着付け練習ボディ、着物一式(これから購入される方はご相談ください)
【面談と見学】
①フォームに必要事項とご希望の面談日時をご記入の上、お送りください。
②こちらからメールで返信いたします。
③ズームで説明会・面談をさせていただきます。気になることがあればお気軽にご質問ください。スクール見学をしていただく日を決めます。
④見学当日は着付けモデルの体験をしていただいておりますので、①足袋か白い靴下、②肌着かTシャツなど、③すそよけかスパッツをお持ちください。見学料は10,000円で、当日現金でのお支払いです。
⑤見学後、スクールに入られる場合はご連絡をください。
⑥空きのある月からスタートします。見学から3ケ月以内にレッスンを開始される場合、10,000円をお引きいたします。
プロスクールを始めたわけ
私が着付けを始めたのは、ただのひまつぶしのためでした。
(詳しくはこちらに書きました)
一番最初に通った着付け教室では、卒業までに看板代、教材や道具代、イベント参加費等、諸々含め100万円くらい費やしました。3年くらい通ったものの、卒業時にまともに人に着せることができませんでした。
当時の私は熱心に勉強していなかったので仕方ないと思っていましたが、2016年に着付け師勉強会を始めてからたくさんの方と出会い、お話を伺ってみると、何年も着付け教室に通っているのに綺麗に着付けができないと悩んでいる方が本当にたくさんいらっしゃることが分かりました。
今では、習うだけで実践経験がないと上達するのは難しいと理解できます。
着付け教室卒業後もたくさんの先生から着付けを教えていただきましたが、「教える専門」の先生と、実際に「現場で着付けをしている現役の着付け師さん」とでは、引き出しの数が全然違うということに気づきました。
そこで、現役の着付け師が教え、実践で経験が積めるようにすれば、時間もお金も最小限で技術を身けることができると思い、プロ着付けスクールを始めることにしました。
着付けの仕事は土日祝がほとんどなので副業としてもやりやすいですし、加齢により条件が厳しくなることも他の仕事に比べるとかなり少ないです。女性にとって続けやすい仕事だと思います。
着付け師はお客様の人生の節目に関わることが多い仕事です。
着付け技術だけでなく、接客や仕事に必要な知識なども総合的にお伝えしています。
実践を積みながら、仕事がいただける着付け師を目指しましょう。
スクールの変化
2017年 スクール開始
やり方さえ覚えてしまえば、あとは実践するだけなのだから、時間とお金をなるべくかけず、だいたいやり方を覚えてたらどんどん卒業していくシステムを採用する。
2018年 個別に作戦会議
卒業した方数名が、どうやら着付け師として活動していないと気付き始め、ご本人に聞いてみたところ「着付けはできるようになったけど、どうやって仕事をしていくのかが分からない」と言われ、ただ着付けができるだけではダメなのだと気づき、フリーで活動する方法を一緒に考える。
2019年 学びながら実践
学びながら実践経験を積んでいただくため、受講者ご本人主催の「自主撮影会」をカリキュラムに取り入れたり、はる着付けサロンの着付け現場アシスタントにも入ることができるようにする。
2020年 具体的な目標
大手レンタル振袖店の成人式の着付けをチームで入らせていただくことになり、ほとんどのスクール生が成人式デビューを最初の目標にする。具体的な目標ができ、上達が明らかに早くなる。
2021年 着付け師とは
スクール生との仕事(アシスタント)の打ち合わせ時に、意味が通じなかったり、勘違いがあったりと、「業界の当たり前」の壁に気づき、「着付け師開業講座」を作り始める。
2022年 デビューしてからがようやくスタート
着付けの仕事デビューをしたスクール生や卒業生から
「今度依頼を受けた◯◯の着付けのチェックをしてほしい」、「先日、失敗した原因を知りたい」、「初めて受ける仕事のアドバイスがほしい」などの相談が増え、デビューしてからの方がスクールが必要だということに気づく。
2023年 スクールリニューアル
着付けの技術に加え、着付け師として独り立ちするために必要なこと(着付け師への道)を、カリキュラムに取り入れる。
単発レッスンもお受けしています。
急ぎの方、集中して覚える必要がある方、イベントの衣装(和装)担当の方などお気軽にご相談ください
ご対応可能な内容
振袖、留袖、訪問着、紋付袴、卒業袴、七五三、浴衣、撮影用の衣装事前仕込み代行、練習用、撮影やイベント用の着物の購入同行等
1回 90分 15,000円